1.真人の山の 朝明けに
ほのかな桜花の 香りあり
館花の里 さわやかに
希望にもえる 若人が
胸に和敬と 誠実を
ああかぐわしの わが母校

2.大空を行く 青雲を
成瀬の水に 浮かべつつ
平鹿の里は 松みどり
誇りにもえる 若人が
胸に真理と磨光もつ
ああ輝ける わが母校

3.紅玉の色　あざやかに
穂波ゆれゆれ　金色に
増田の里の稔る秋
理想にもえる　若人が
文化の花を　創造るなり
ああうるわしの　わが母校

4.白雪舞いて 狙半内
栗駒山も 吹雪く冬
荒野を行けば わが生命
魂はもえて 若人の
赤き血潮も たぎるなり
ああたくましき わが母校