５年生の図画工作の鑑賞の授業「比べてみよう」の学習を秋田県立近代美術館で行いました。この学習では、複数の絵を比べながら見ることを通して、それぞれの作品のよさや違いに気付き、感じたことや考えたことを話したり聞いたりして、自他の見方や感じ方を深めることをねらいにしています。
「コレクション展『エスキース（下絵）～スケッチの魅力』」と「企画展『没後５０年勝平得之』」を鑑賞しました。各グループに学芸員の先生がついてくださり、絵を見るときの視点について説明をしていただきました。
子どもたちは教えていただいたポイントを食い入るように見たり、他の作品と比べたりしていました。授業後の感想シートには、
・「下絵」と「実際の作品」
・同じ題材（女の人、植物など）でも、作家による表し方
・画材（絵の具）による表現
等、様々な「比べる見方」に出合ったことが書かれていました。